洛北通信令和元年11月27日号~3K’s漫筆~
2019-12-26

3K’s とは、Yakumo, Koizumi(1850-1904), Rudyard Kipling(1865-1936), Francis King(1923-2011)の三人 筆者のこれまでの人生でかなり深く関りのあった人たちの頭文字
二人がそろってアメリカの雑誌アトランティック・マンスリーの1891年9月号に記事を投稿している…巻頭は、Kipling のThe Disturber of Traffic(「交通の妨害者」)12番目は、八雲のAt the Market of the Dead(「盆市にて」)
キプリングの「交通の妨害者」は、どういうわけか、オランダ領のジャワ群島の狭いフロレス海峡でやぐら組みの灯台を守っているダウスという灯台守とインド系の下僕チャロンとの話…ダウスはその(交通の妨害)おかげで故国イギリスにもどることができ、ポーツマスとワイト島のゴスポートを結ぶ渡し船の船頭となる
三人目のキング…不思議なことに、キプリングと同様、インドの警察官僚だった人を父とし、幼少時代をインドで過ごした。キプリングと違い、キングはシュルーズベリー・パブリック・スクールからオクスフォード大学ベイリオール学寮…
恩師にイギリスで最後に会ったとき、連れていってもらったのが、なんと『交通の妨害者』の舞台にもなったワイト島である。ワイト島はテニソンやウルフとも関係のある文学の島である。ここがキプリングの短編の舞台…『フランシス・キング研究』第九号「カウズ行き往復切符」紀行文
洛北通信 桝井幹生

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