L.ハーンの個人研究2015・2014

 

2015

09/11

日本ローエル協会 松江研究集会2015(9/5) に参加して

マイレポート

 

07/18

L. Hearn の『天の川縁起』 L. Hearn's "The Romance of the Milky Way"

One-to-One日本語 レポート

 

05/30

小泉八雲のオープン・マインド、広高師 浅地昇先生を通して継承

日本英学史学会 中国・四国支部 第1回研究例会で発表 5/23 → 発表の概略

2014/12/02 ハーンの「アメリカ文学について」 ~広島で語り継ぐ小泉八雲~(広島ハーンの会でレポートしたもの)に基づいてさらに発展研究し、まとめた。

 

02/07

東京旅行: 小泉八雲ゆかりの地巡り 1月25・26日

8年間というのは、八雲の日本在留の半分以上であるが、この時、東京の少なからぬ場所にその文学の歴史上にも意味のある跡を残している――ヤン・シュヴァンクマイエル「怪談」原画展、雑司ヶ谷、鬼子母神、大久保、八雲記念公園、富久町、瘤寺、新宿歴史博物館、紀伊の国坂、国際子ども図書館。これらは彼の文学の理解を深めるのに役立つと思われる。 今から2年前、八雲会の東京の会員の方が広島に来られた。広島ラフカディオ・ハーンの会150回例会を記念して講演をされた。「小泉八雲縁の人々に導かれて」という演題で、日本での英語教師として、あるいは家族など交友関係での小泉八雲の実像について話をされた。私は、去年レフカダ島の八雲生誕の地を訪れたのだから、彼の終焉の地にも行くことにして、彼にガイドを依頼した。

 

01/29

テティ・ソルウさんのホームページへリンク(ご厚意により)

The Art of Simple Feelings(英語)、 The Art of Simple Feelings(ギリシャ語)

イゾラの世界漫画、スケッチ、ファンジン、 ラフカディオ・ハーンのギリシャ語訳

 

01/17

多才なギリシャ語翻訳者テティ・ソルウさんテティ・ソルウさんのプロフィール

テティ・ソルウさんがラフカディオ・ハーンの三作品のギリシャ語訳を刊行というニュースを見たのは6月13日付(2014年)の八雲会のホームページでした。「日本雑記(Japanese Micellany)」、「骨董(Kotto)」、「怪談(Kwaidan)」です。7月6日の夜、レフカダ・文化センターで清和文楽「雪おんな」の公演がありました。解説者のギリシャ語の響きはとても心地よい感じです。テティさんはデジカメで目の前の文楽の人形をとるのに夢中でした。私はそこで彼女からギリシャ語の「怪談」(ΚΑΪΝΤΑΝ)を購入しました。幻想的な出来事でした。その後、昨年8月に広島ラフカディオ・ハーンの会で発表した私のギリシャ・ツアー・レポートを基に八雲会HPのインタビュー記事(2014/12/17付)を参照してまとめる

参照記事:「インタビュー:ハーン三作品をギリシャ語訳、Tety Solouさんに聞く」 → 八雲会HP八雲会HP(英語)

 

2014

12/28

今週のハーンのことば 「誠実な大人になる前には・・・」(「クリスマスの玩具」1880年12月24日、「アイテム」から) 

Hearn’s Words of the Week

“We were all children of much faith, before we learned to be men, of little faith.” (“Buying Christmas Toys”, from “The Item”, December 24, 1880)

Next follows like this:

The old bachelor remembers perhaps that we do not cease to play with toys when we cease to be children;

“The old bachelor” is the main character of the story. One of the toys Hearn took up as Christmas toys is “a tin locomotive”. Then Hearn developed his article further. When I read it, I opened a book, “The Life and Letters of Lafcadio Hearn, Volume I”, and found a letter, which was sent to H. E. Krehbiel, New Orleans, 1880. In the same year the article was written and Hearn called the place “the tropical city”. Here he wrote as follows: I envy your youth, . . . When a man commences to feel what it is to be young, he is beginning to grow old. . . and my hair is turning grey at thirty!

Was it very common to play with the toy those days? The other toy Hearn mentioned was “a Noah’s ark”. Today we see the kind of toy with the same name, “Noah’s ark” in 19th century in the antique toy collection on the Net.  

 

12/02

ハーンの「アメリカ文学について」 ~広島で語り継ぐ小泉八雲~ 

広島高師時代、英語の授業教材にハーンの「怪談」、W.アーヴィングの「リップ・ヴァン・ウィンクル」、「スケッチ・ブック」が使われていたそうである。「リップ・ヴァン・・・」の授業担当の浅地昇先生は、ハーンの教え子の栗原基、小日向定次郎先生から薫陶をうけた人である。彼は栗原先生が伝えるハーンの授業や栗原先生の「英文学史」のことを思い出に書かれている。浅地先生は後に自分の講義のまとめに「リップ・ヴァン・・・」を出版された。今日でも私たちは浅地先生著の「リップ・ヴァン・・・」やハーンがW.アーヴィングを論じた「アメリカ文学について」と「英文学史」を読むことができる。こうして何世代も先輩の先生方と話をする時、再びハーンの遺産と向き合うことになる。W.アーヴィングの作品はフェアリー・テールとしてコッポラ監督などの映画が作られるように現代でも忘れられることはないようだ。

 

10/31

ハロウィンのはなし

ハーンの「ハロウィン」のことなど 

 1877年10月31日、記者のラフカディオ・ハーンは『シンシナティ・コマーシャル』にハロウィンの記事を書いています。その年、彼はシンシナティからニューオルリンズに移ります。彼は読者に伝えています。アメリカやイギリスあるいはスコットランドの各地にはハロウィンのいろんなイベントがあることです。例えば、ロバート・バーンズとかサー・ウォルター・スコットなどの作家はこれをテーマにした詩を残していると、ハーンは紹介しています。この習慣は元は「異教徒の時代」に遡ると説明しています。そして、興味ある文を付け加えています。「このように世界の各地で。。。将来の夫と妻は長い人生で戦いをともにする。。。夢を見るでしょう。」

ハロウィンといえば、ひとつの光景を思い出します。学校から帰る途中、ある家のベランダいっぱいに明かりのついたかぼちゃのランタンが飾られていました。シアトルのちょうどこの時期のことです。夕景の薄明かりの中で浮かび上がるオレンジと黄色の幻想的な世界でした。それは日本の盆の夜多くの灯籠がともっている感じかもしれません。愛相のよさそうなひとりの老婦人をその家の庭先に時々見かけました。私の言語パートナーは大学の近くであったハロウィン・パーティーのことをちょっと話してくれました。ホストファミリーは例のお馴染みの「トリック・オア・トリート」のことを話題にするなど、約10年前のアメリカの西のハロウィンにはこういった風物がありました。

 

10/21

テレビ番組「再発見 小泉八雲の世界」、「八雲の帰郷」を見て

思っていた通り、ギリシャのいたるところ英語以上にギリシャ文字があふれていた。7月2日、アテネの空港に降りると、目に入る新しい文字に感動し、その謎めいた言葉を読んでみた。壁の上の方に「出口」とあり、そのドアを出た瞬間、アテネの熱い風が吹いていて、ちょっと息苦しさも感じた。地中海の南風だろうか。

レフカダ島で、三日間の語りのパフォーマンスのイベントは心をひきつけた。ギリシャ滞在中の小泉八雲没後110年記念行事である。その様子は、帰国後テレビ番組として放映された。「八雲の帰郷 ~佐野史郎&山本恭司ギリシャ朗読ライブ」10月13日放送。もう一つは9月16日に放送された。これらを通じて、広島ラフカディオ・ハーンの会、八雲会の会員だけでなく、それ以外の多くの知人と話題を共有することが出来た。

 

7/27

レポート: 9日間のギリシャ旅行(パート3-3)

 

7/25

レポート: 9日間のギリシャ旅行(パート3-2)

 

7/23

レポート: 9日間のギリシャ旅行(パート3-1) 

 

 7/17

レポート: 9日間のギリシャ旅行(パート2) 

 

7/14

レポート: 9日間のギリシャ旅行(パート1) 

 

5/26

八雲会(松江)、山陰日本アイルランド協会から会員へメール便

・『八雲会報』第54号 ・平成26年度八雲会定期総会 6月21日(土)他→八雲会ホームページ

 ・山陰日本アイルランド協会総会(5月10日)の報告

 

5/23

ハーンの『出雲再訪』を読んで

 

5/12

紀行: 松江を歩く―八雲記念館企画展「ヘルンと家族」、普門院、洞光寺、龍昌寺、布志名焼 

広島ハーンの会510日でレポート

 

3/24
広島・アイルランド交流会 3月15日(土) モリー・マロンズ 聖パトリック祭2014 「アイリッシュ・ハープの夕べ」 寺本圭佑氏
Hiroshima Ireland Fellowship, Molly Malone's, March 15, St. Patrick's Festival 2014: "Irish Harp Evening" Mr. Keisuke Teramoto

 → イベント・レポート

 

3/23

新刊案内『へるん先生の汽車旅行』 芦田伸著 集英社インターナショナル 2/26発売

 

 

3/11
ステージ・イベント〖レポート〗 怪談:『耳なし芳一』 邦楽×デジタルアートの試み 3月8日(土)広島市東区民文化センター
"The Story of Mimi-nashi-hoichi", Biwa plus Digital Art, Hiroshima City, March 8
 → イベント・レポート

 

2/5
L. ハーンの伝記 ダラムのアショー・カレッジとハーン (エリザベス・ビスランドの伝記から引用) 1863年の長州ファイブに関連して
Life story of L. Hearn: Ushaw College Durham and Hearn (from "The Life and Letters of Lafcadio Hearn, Volume 1" by Elizabeth Bisland), with a related story of Chosyu five in 1863
 → ダラムのアショー・カレッジとハーン

 

1/17
松江市 出でよ! 21世紀の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン) ⦅新作怪談⦆大募集 締切 5月20日
Matsue City Appear! 21st century Koizumi Yakumo, Submit New Kwaidan stories, due on May 20

 

1/7
TV番組 「雪女」小泉八雲 作 "人間に恋をした雪女の悲しい運命" NHK for School 1月6日(月) 9:00~9:10
NHK ETV program: "Yuki-Onna" by Koizumi Yakumo, 9:00-9:10, January 6
 → NHKホームページ