言語の多様化(1) イギリス
2018-04-19

英字新聞(Student Times)の中に’Armchair Traveler’(紙上世界旅行)という海外旅行の連載ページがあり、先日Nottingham (England)が紹介された。Sherwood Forest(シャーウッドの森)とロビン・フッドが特によく知られthe annual Robin Food Festivalが開かれsword fighting and archery(剣術や弓術)のイベントがあり、authentic medieval cuisine(中世の料理)が出されるそうだ。イギリスで一番古いといわれるパブYe Olde Trip to Jerusalemがあって、1189年のcrusades(十字軍)に遡るという。
『ワールドガイド イギリス』(るるぶ社)によると、「6世紀のアングロ・サクソン人の移住に始まり、9世紀のバイキングの侵入、11世紀のノルマン人による征服という動乱の歴史をもつ」と、歴史の概略がある。実際には、6世紀以前はブリトン諸語(ケルト系言語)の地名があり、それはPlace of Caves又はCity of Caves(洞窟の町)の意味で、sandstone(砂岩)にできた洞窟のa network of tunnels(トンネル網)があり名所の一つとして英字新聞に出ている。昔このケルトの地域にもローマ帝国軍の道路が敷かれ、ローマ化の時代があり、それからサクソン化へと移行したので地名が上書きされたらしい。私が昨年訪れたダラムも名前はケルト語に由来するらしく、イギリスには同様の複雑な歴史的経緯がみつかることがあり、それがこの国の言語に反映されている。
この英国の町から日本のこの地方都市にも来訪し生活され身近な地域住民の中におられるので今は両国の距離感も以前より近く感じられる時代だ。

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